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分析事例の公開版|PART 2 実践
PART 2 競合を探索する
選定の結果と、6ブランドの比較・企業グループ。
STEP 0-01
dプログラムを起点に、詳細比較対象を抽出する
詳細比較対象は近接順位で選び、比べる中身は起点の5つの特徴になる。

STEP 1-01
起点ブランドの確認:dプログラムの公開発信
dプログラムの公開発信を、課題・価値・根拠・販売チャネル・継続施策の5つに分けて整理する。

STEP 1-02
dプログラムから見た近接順位と詳細比較対象
総合の一致度は5位のアベンヌまで81以上で、その次のキュレルとセタフィルは77に下がる。

STEP 1-03
ブランド公開情報を簡易的に横断比較
薬用や低刺激の説明が重なるブランドでも、ケアの手段として挙げる成分や処方は異なる。

STEP 2-01
探索軸1 対象ニーズ×提供価値×提供方法
6ブランドは対象ニーズが共通し、提供価値はケアの手段に挙げる成分・処方で分かれる。

STEP 2-02
探索軸2 価格帯×販売チャネル
1.価格帯の位置と代表商品の価格
比較ブランドはいずれもMiddle・開放流通に位置するが、代表商品の価格には明らかな開きがある。

STEP 2-02
探索軸2 価格帯×販売チャネル
2.公式が案内する届け方
dプログラムとカルテHDはともに3つの販売チャネルを案内し、量販店とバラエティで組み合わせが分かれる。

STEP 2-03
分析軸1 情報発信
1.ブランドごとの発信と根拠
dプログラムは研究の蓄積を、IHADAは成分と効能を、アルージェは試験とその範囲を前に出す。

STEP 2-03
分析軸1 情報発信
2.ブランドごとの発信と根拠
カルテHDは成分の働きを、ミノンは肌へのやさしさを、アベンヌは温泉水と販売実績を前に出す。

STEP 2-04
比較する6ブランドの企業グループ
製薬会社が関わるのは、アルージェ、カルテHD、ミノン、アベンヌの4ブランド。資生堂はd programとIHADAを所有し、アベンヌの日本での運営会社には合弁で参加する。
| ブランド | ブランドの所有企業 | 企業グループ | 日本での運営 | 合弁に参加する企業 |
|---|---|---|---|---|
| d programdプログラム | 資生堂 | 資生堂 | 資生堂 | - |
| IHADAイハダ | 資生堂 | 資生堂 | 資生堂 | - |
| Arougeアルージェ | 全薬工業 | 全薬ホールディングス | 全薬工業 | - |
| Carté HDカルテHD | コーセーマルホファーマ | コーセー | コーセーマルホファーマ | コーセー・マルホ |
| MINONミノン | 第一三共ヘルスケア | 第一三共 | 第一三共ヘルスケア | - |
| Avèneアベンヌ | ピエール ファーブル | ピエール ファーブル | ピエール ファーブル ジャポン | 資生堂・ピエール ファーブル |
STEP 2-05
探索軸と分析軸の要点を整理
探索軸と分析軸、これまで見てきた情報を整理する。
| 軸 | d program | IHADA | Arouge | Carté HD | MINON | Avène | 横断して見えること |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 探索軸1対象ニーズ | 敏感・肌あれ | 乾燥・肌あれ・トラブル予防 | 敏感・乾燥・肌トラブル | 乾燥・肌あれ・高保湿 | 敏感・乾燥 | 敏感・ゆらぎ・乾燥 | 6ブランドとも敏感・乾燥・肌あれの悩みに向き、近接順位でも対象ニーズは起点と一致する |
| 探索軸1提供価値 | 厳選成分で角層バリアを整える薬用ケア | 有効成分で肌荒れを防ぐ薬用の低刺激ケア | 抗炎症成分で守り、セラミドでうるおすケア | ヘパリン類似物質で保湿する薬用ケア | アミノ酸系の低刺激処方でうるおすケア | 温泉水で肌を整える低刺激ケア | 違いはケアの手段に出る。有効成分・セラミド・ヘパリン類似物質・アミノ酸・温泉水と分かれる |
| 探索軸2価格帯と代表商品の価格 | Middle 3,300円 | Middle 1,650円 | Middle 2,530円 | Middle 2,090円 | Middle 2,200円 | Middle 2,420円 | 全ブランドがMiddle・開放流通にあり、代表商品の価格は2倍まで開く |
| 分析軸1情報発信 | 研究の蓄積 | 成分と効能 | 試験とその範囲 | 成分の働き | 肌へのやさしさ | 温泉水と販売実績 | 価値の根拠を、研究・成分・試験・肌へのやさしさ・温泉水のどこに置くかで分かれる |
| 分析軸2企業グループ | 資生堂 | 資生堂 | 全薬グループ | コーセーと マルホの合弁 | 第一三共ヘルスケア | ピエール ファーブルと 資生堂の合弁 | 製薬会社が関わるのは4ブランド。資生堂は6ブランドのうち3つに関わる |
STEP 2-06
競合比較から得られた論点
比較から得られた9つの論点。研究と商品体系の伝え方から、他ブランドとの重なりと価格まで並ぶ。
